ヒートマップで表示-日米主要株式市場指数との相対的強弱を表す、指数間倍率トレンド
日米株式市場間のモーメンタムを表す指数倍率、ST倍率とIT倍率
JPXが直近で公表している「投資部門別 株式売買状況 東証第一部 [金額] 全 50 社」によれば、海外投資家の売買金額ベースでの占有率は、70.8%です。取引売買高総額では中国市場に見劣りをしますが、海外投資家にとって、流動性の点では、JPXはアジア最大の取引所です。
前回の投稿では、東証時価総額順銘柄のヒートマップシートに米国を代表する4指数を追加いたしました。今回は、米国REIT指数に加え、S&P500指数(Ticker = GSPC)をTOPIXで割ったST倍率と、Nasdaq Composite 指数(Ticker =IXIC)で割ったIT倍率を追加致します。尚、ドル円レートの修正は、次回の投稿で行う予定です。
海外投資家は、日本株投資にあたっては、ST倍率のトレンドに注意を払うと言われています。一方でS&P500指数と比較するよりもNasdaq指数との比較の方が、日本株のトレンドを表すとの意見もあります。よって、今回は、ST倍率とIT倍率を追加いたしました。