Rouletteのブログ

WEB作成を2020年5月から始め、悪戦苦闘。書きたいことは限りなくあるので、問題解決のため、日々挑戦を続けます。

3月20日(土)日経J-REIT指数に関する記事にビックリ。

昨日は、3カ月に一度のFTSE指数へのリバランス取引が行われる特殊日でした。事前に公表されている株式イベントなので、日経記者ならご存知のはずなのに、本日の記事を読んでビックリしました。

昨日の東証一部の売買代金高は、4.446兆円と大きく膨らんだ理由も、FTSEリバランスの影響でしょう。

J-REIT FTSE組み入れの説明

https://trading-system-experts.com/wp-content/uploads/2020/12/FTSE_Russell_JREIT_FAQ.pdf

 

指数は以下のように、MSCIやFTSEリバランス取引が行われ日の典型的な動きとなりました。

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J-REIT、1日の値動き

14:45分頃から急速に下落を始め、引け間際の3分ぐらいで20P(1%)ぐらい下落の安値引け。J-REITを構成する61銘柄全ての引けの出来高も集計してみましたが、15:00の出来高が、一日の出来高の半数以上のリバランス取引そのものという流れになりました。

以下、日経の本日の記事です。

 

REIT、日銀保有比率の高い銘柄に売り 指数は8日ぶり反落

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19日の東京市場で、不動産投資信託REIT)の総合的な値動きを示す東証REIT指数が8日ぶりに反落した。日銀は19日の金融政策決定会合で、REITの個別銘柄の買い入れ上限を発行済み投資口数の10%に据え置いた。一部では買い入れを続けるために上限を引き上げるとの見方もあっただけに、比率が上限に近い銘柄を中心に売りが膨らんだ。

この日は東急リアル・エステート投資法人(2.8%安)やジャパンリアルエステイト投資法人(1.5%安)などの投資口価格(株価に相当)の下落率が東証REIT指数を上回った。共通するのは、投資口数に対する日銀の保有率の高さだ。SMBC日興証券の推計では、投資口数の9%前後をすでに日銀が保有している。保有比率が9%を超える銘柄は足元で2割程度あり、買い増す余地が少ないとの思惑から売りが出た。

日銀はREITについて「上限1800億円」の買い入れ枠は維持した。東急REなどとは逆に、保有比率が低い銘柄の買い入れ額は相対的に増える可能性がある。この日は三井不動産ロジスティクスパーク投資法人が前日比で横ばいとなるなど底堅かった。こうした銘柄は日銀の保有比率が低い。

もっとも、こうした銘柄間の格差がこのまま広がり続けるとの見方は少ない。ニッセイ基礎研究所の岩佐浩人氏は「物件購入局面では増資に伴い投資口数が増えるため、日銀が(比率の高い銘柄を)購入できなくなるわけではない」と指摘する。円滑な買い入れができるよう、「日銀が時期をみて(保有比率の)上限を引き上げる可能性もある」(SMBC日興証券の鳥井裕史氏)との見方もある。

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